「新築住宅と中古住宅をリノベーションするのはどっちが良いの?」
「それぞれのメリットやデメリットはなに?」
新築住宅の購入を検討している方の中には、このように考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では新築住宅と中古住宅をリノベーションするメリットとデメリットについて紹介しています。
新築住宅を購入するか中古住宅をリノベーションするか迷っている人にとって有益な情報を記載していますので、最後までご覧ください。
新築住宅のメリットとデメリット
まずは、新築住宅のメリットとデメリットを見ていきましょう。
新築住宅のメリット
新築住宅のメリットは以下の2つです。
- 耐震性や耐久性に不安がない
- 外観や間取りにこだわりを持てる
順番に見ていきましょう。
耐震性や耐久性に不安がない
新築住宅の1つ目のメリットは、耐震性や耐久性に不安がないことです。
新築の場合は最新の建築基準法に則って耐震基準などを満たした建物が施工されるため、耐震性で不安が残ることはないでしょう。
また、断熱性や省エネ対策についても最新の技術を取り入れた住宅を建てることができるため、住宅のスペックについても問題ないでしょう。
ただし、ハイスペックの住宅にする場合には、それなりに費用がかかる点には注意が必要です。
外観や間取りにこだわりを持てる
新築住宅の2つ目のメリットは、外観や間取りにこだわりを持てることです。
新築住宅の場合は自分の好みに合わせた設計ができます。
具体的には生活動線を考えた間取りや、外壁材や内装の色など細かい部分までこだわりを持った家づくりができるでしょう。
ただし、新築住宅の中でも建売住宅や新築マンションについては出来上がっているものを購入することになるため、自由に決められない点には注意が必要です。
新築住宅のデメリット
新築住宅のデメリットは以下の2つです。
- 周辺環境がわからない
- ライフスタイルに合う住宅かわからない
順番に見ていきましょう。
周辺環境がわからない
新築住宅の1つ目のデメリットは、周辺環境がわからないことです。
これまで住んだことのない地域に新築住宅を購入する場合、周辺環境がわからず生活環境が整っているのかわからないですよね。
生活環境などは実際に住むことで実感できる点も多いでしょう。
特に日当たりや騒音の問題など、生活をするうえで重要なポイントがわからないのは新築住宅のデメリットと言えるでしょう。
ライフスタイルに合う住宅かわからない
新築住宅の2つ目のデメリットは、ライフスタイルに合う住宅かわからないことです。
先ほどのメリットでは新築住宅の場合間取りにこだわれることを紹介しましたが、打ち合わせはあくまで図面を用いることになります。
特に注文住宅の場合は設計から施工まで行うため、完成のイメージがつかず、住んでみたらライフスタイルに合わない間取りの可能性もあります。
一から細部までこだわれる点は魅力的ですが、実際に住まないとわからない部分もあるため、住みにくさを感じる可能性がある点は新築住宅のデメリットと言えるでしょう。
中古住宅をリノベーションするメリットとデメリット
次に、中古住宅をリノベーションするメリットとデメリットを見ていきましょう。
中古住宅をリノベーションするメリット
中古住宅をリノベーションするメリットは以下の2つです。
- 住み心地が把握しやすい
- 費用負担が軽いケースが多い
順番に見ていきましょう。
住み心地が把握しやすい
中古住宅をリノベーションする1つ目のメリットは、住み心地が把握しやすいことです。
新築住宅とは異なり、既存物件であれば建物の周辺環境を確認してから購入することができます。
日当たりが良く騒音などの問題がない物件を購入してから、気になる設備等をリノベーションできるのが中古物件のメリットと言えるでしょう。
また、新築住宅よりも駅近などの物件が見つけられやすいのも中古物件の特徴です。
費用負担が軽いケースが多い
中古住宅をリノベーションする2つ目のメリットは、費用負担が軽いケースが多いことです。
新築住宅を購入するよりも大きな間取り変更や水回りの場所を移設する工事などをしなければ、中古物件をリノベーションする方が安く済みます。
また、駅近で立地が優れている新築住宅の購入費用は高値で設定されていることがほとんどです。
中古物件を割安で購入し、自分のライフスタイルや予算に合わせてリノベーションすることで費用負担を軽くできます。
中古住宅をリノベーションするデメリット
中古住宅をリノベーションするデメリットは以下の2つです。
- 間取りの自由が利かない
- 耐震性や断熱性が不安
順番に見ていきましょう。
間取りの自由が利かない
中古住宅をリノベーションする1つ目のデメリットは、間取りの自由が利かないことです。
リノベーションをする際は設備を最新のものに交換する工事や部分的な改修をする方が多いのではないでしょうか。
大がかりな間取り変更なども不可能ではありませんが、建物によっては工事ができないケースや、費用対効果を考えると新築よりデメリットになるケースが多いです。
中古住宅の場合は構造上重要な耐力壁などを撤去することができないため、決められた部屋の大きさの中でしか間取りの変更ができず自由が利きづらいのはデメリットと言えます。
耐震性や断熱性が不安
中古住宅をリノベーションする2つ目のデメリットは、耐震性や断熱性が不安なことです。
先ほど新築住宅のメリットで紹介しましたが、中古物件は旧耐震基準で建てられているものもあり耐震性に不安が残ります。
耐震性能を上げるための工事を「耐震補強工事」と言いますが、多額の費用が発生します。
割安で中古物件を購入しても、多額の費用がかかれば新築物件を購入するよりも多く費用がかかる可能性もあります。
また、中古物件では最新の断熱性能や省エネ対策がされていないため、特に冬に寒さを感じることも多いでしょう。
まとめ
今回の記事では、新築住宅と中古住宅のリノベーションそれぞれのメリットとデメリットについて紹介しました。
それぞれに多くのメリットやデメリットがあります。
新築住宅のほうがきれいで最新の設備などが使用されていて良さそうな気もしますが、サスティナブルも考えて中古住宅を検討してみるのも良いでしょう。
リフォームやリノベの際には正しい知識を持った専門家や、インテリアコーディネーターなどに一度相談をして、アドバイスを踏まえて合理的かつ、自分の理想に近い計画を作成するのがおすすめです。
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