ブラインドも人気!カーテン以外の窓装飾 種類と選定のポイント

ブラインドのある窓

最近では、調光や遮光、家の中を見えなくする、断熱などの目的でカーテン以外のものが使われるケースも増えています。
種類も様々で、それぞれ特徴があり、開閉方法やデザイン、素材なども異なってきます。

そのため、デザイン以外にも、機能性など踏まえて選ぶ必要があります。
そこで、こちらの記事では以下のような内容をご紹介します。

  • カーテン以外の主な窓装飾の種類について
  • カーテン以外の窓装飾の特徴や、選定時のポイントについて

この記事を読んで、カーテン以外の窓装飾について知った上で選んで下さいね。

目次

カーテン以外の窓装飾の種類と選定のポイントについて

カーテン以外の窓装飾には様々な種類があり、それぞれメリットやデメリット、デザイン、素材、開閉方法などが異なっています。

こちらの記事では、その中でも人気のものをいくつかご紹介していきます。また、今回こちらの記事で紹介するもの以外にも、様々な窓装飾があります。

ぜひインテリア選びの参考にして下さい。

シェード

シェード(幕体)とは、折りたたまれた布状の構造をしており、上下に開閉するタイプの窓装飾です。

形状などによって、以下の様な種類に分類されます。

  • プレーンシェード
  • シャープシェード など

プレーンシェードは、下ろしている状態ではフラットで、シェードを上げるとはふんわりと生地が平行にたたまれるタイプです。

プレーンシェード
プレーンシェード(出典:https://www.lilycolor.co.jp/interior/lilycolornote/

また、シャープシェードは形自体はプレーンシェードによく似ているものの、 棒状の部品が中に入っているため、折りたたむ際には規則的に折り畳まれます。

これ以外にも、折り畳まれ方や形状によって様々な種類のものがあるため、気になる方は店舗などで比較するのがおすすめです。

このように、シェードとは、折り畳み式になっており、長さが微調しやすい窓装飾であり、様々な形状のものがあります。

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、シェードと同様に上下開閉式の窓装飾ですが、幕のような形をしています。
上の部分に棒状の機構がついており、巻き取るように開け閉めを行なう窓装飾です。

カーテンや他の窓装飾に比べて、巻き取った状態(開けた状態)だとスッキリとした印象に仕上げられます。

ロールスクリーンを選ぶ際は、開閉の仕組みを踏まえて検討するのがおすすめです。

開閉の機構には以下の4種類があります。

  • スプリング式
  • チェーン式
  • コード式
  • 電動式

スプリング式はバネの力で開閉する仕組みになっており、上げる時は少し引っ張るだけで良いため、小窓などにおすすめです。

チェーン式は、横についているチェーンを引くだけで、上げたり下げたりできます。姿勢を変える必要が無いため、 テラス窓や縦長な形の窓におすすめになります。

コード式は、コードを引いた分だけスクリーンが上昇し、降ろす際はコードを少し引くだけでOKです。 もう一度コードを引けば、止めたい位置で止められます。

簡単にスクリーンを降ろせるため、大型窓や重いスクリーンを利用する際にはにはぴったりです。

電動式はリモコンか、壁面にスイッチを取り付けて、ボタンを押すだけで幕の位置を調整できます。

そのため、幕の上げ下げや、位置を簡単に調整可能な点が強みになります。このように、ロールスクリーンは巻き取り式の窓装飾であり、窓の大きさや操作方法を踏まえて選定する必要があります。

プリーツスクリーン

プリーツスクリーン
プリーツスクリーン(出典:https://www.blind.co.jp/products/category/6

プリーツスクリーンは、スクリーンに折り目がついたものであり、プリーツシェードとも言います。

下ろした状態の時に、プリーツ(ぎざぎざの折り目)が入るのが特徴です。

スクリーンを上げる時は、ヒダが折り畳まれるように閉じられます。また、種類によっては上の方が透けている、下の方が透けないスクリーンになっているタイプ(上下反対にもなります)もあります。

このように、スクリーンに折り目が入ったタイプのものをプリーツスクリーンといい、色々なタイプの部屋に合わせやすい点が特徴です。

ブラインド

ブラインドは、調光や遮光に長けた窓装飾の一種になります。主にオフィスなどで使われることが多く、スラット(薄い板状の部品、羽)の向きによって、名称が変わってきます。

スラットが縦向きのものをバーチカルブラインド(以降で説明します)、横向きのものをベネチアンブラインドと言います。

最近ではインテリアとして使いやすい、スラットの素材が木製の、ウッドブラインドが人気です。
木の自然な色合いや、ラダーテープの色の組み合わせで、独自性を出せ、バリエーションが多い点が魅力です。

ウッドブラインド
ウッドブラインド(出典:https://www.blind.co.jp/products/digital/

また、スラットの素材がアルミのものであれば、浴室などでも使えます。

このように、遮光性が高く、スラットの素材次第で多様な使い方が可能な窓装飾です。

バーチカルブラインド

タテ型ブラインド
バーチカルブラインド(出典:https://www.blind.co.jp/products/category/3

バーチカルブラインドは、スラットが縦向きのブラインドを指します。
縦型ブラインドとも呼ばれ、主にリビングの大きな窓(掃き出し窓)で使われるケースが多いです。

また、スラットを左右に簡単に閉じられるため、普通のブラインドより折りたたみがしやすい点もメリットになります。

このように、スラットが縦向きのブラインドをバーチカルブラインドと言い、左右に開閉しやすい点が強みになります。

まとめ

  • カーテン以外の窓装飾も数多く存在しており、それぞれ形状や素材、メリットが異なる
  • 窓装飾によって開閉方法などが異なっているため、使い勝手や、窓にあったものを選定するのが重要

このように、窓装飾には様々な種類や形状があります。そのため、インテリアとして以外にも、使い勝手やメリットなども踏まえて選ぶ必要があります。

もしも選定の際にお悩みになるなら、インテリアの有識者であるインテリアコーディネーターに相談するのも一つの手段です。

インテリアコーディネーターとは、内装からインテリア全般、住宅の設備などに関して専門的な知識を持った人達です。幅広い知識や、ノウハウを元にリフォームやリノベに関しての相談ができます。

個人の方に直接相談したり、専門店に所属しているインテリアコーディネーターに相談するのも一つの手段になります。

そのため、少しでも理想のお部屋を実現させるためにも、気軽に相談してみて下さい。

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