タイムレスなデザインや、自然素材の温もりが魅力の「北欧インテリア」
美しさと機能性を兼ね備えた、おしゃれな空間に憧れている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、知っているようで深くは知らない「北欧インテリア」人気の秘密と、
素敵な家具・雑貨が揃う「北欧インテリアショップ・ショールーム」をご紹介します!
流行の最先端を行く東京の中でも、特に洗練されたショップが集まる表参道・外苑前エリアからセレクトしています。
ぜひ、あなたのお気に入りのインテリアを見つけてください。
北欧インテリアとは?
北欧インテリアとは、北ヨーロッパ(=北欧)に位置する国、デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドで発展し、北欧の人々の暮らしに浸透している、愛着と親しみのあるインテリアスタイルです。
北欧の豊かな自然とあたたかみを感じるナチュラルなインテリア、実用性と美しさを兼ね備えたシンプルなインテリアが特徴です。
「北欧スタイル」「北欧モダンスタイル」または、スカンジナビア半島周辺の地域に由来し
「スカンジナビアン スタイル」「スカンジナビアン・モダン スタイル」などと呼ばれることもあります。
インテリアスタイル・インテリアデザインとは?
インテリアには様々な種類がありますが、厳密には「スタイル」「テイスト」「イメージ」などで区別されています。
ちなみに、今回テーマの北欧インテリアは「インテリアスタイル」のひとつです。
用語の意味を知ると、さらに魅力を感じられるはず。
耳にする機会が多い「インテリアデザイン」と合わせてご紹介します。
インテリアスタイルとは
国・地域・気候・文化・習慣などから発展した「様式」のこと。
それぞれ一定の、または共通する特徴・色・柄・かたち・イメージなどがあり、インテリアスタイル(=様式)には、場所の特性や時代背景が反映されています。
インテリアデザインとは
室内空間を設計すること。
手掛けられた室内装飾の総称も「インテリアデザイン」と呼ばれます。
北欧スタイル・デザインの特徴 〜おうち時間や丁寧な暮らしとの関連も?!
北欧インテリアの成り立ちには、気候の影響が大きく関係しています。
北ヨーロッパでは、夏は太陽が沈まず夜になっても明るい「白夜」が訪れる一方で、寒さの厳しい冬は日照時間もかなり短くなることから、家で過ごす時間が長いことが特徴の地域です。
そのため北欧では、
おうち時間を楽しむ素敵な文化が根付いて、インテリアにも反映されてきました。
〝ヒュッゲ(hygge)″や〝フィーカ(fika)″は、北欧発祥の文化として日本でも話題になっています。
ヒュッゲ(hygge)とは
デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」を意味する言葉で、家族や友人と一緒にリラックスした時間を過ごしたり、家の中を整えることで、満たされることを大切にする文化です。
フィーカ(fika)とは
スウェーデン語でコーヒーを意味する「kaffi」に由来していて、「ka」と「ffi」を逆にして生まれた言葉と言われています。甘いものと一緒にコーヒーを飲みながら息抜きをしたり、コミュニケーションをとるための時間のことで、家族や友人はもちろん、仕事の仲間や企業でも取り入れられている習慣です。
このような「気候」「文化」「習慣」などから、北欧ならではの
「あたたかく、ほっこりとしたインテリアスタイル」が広まるようになりました。
北欧スタイル・北欧デザインには、家の中で長時間・快適に過ごすことに適した居心地の良い工夫がもたらされています。
よく使われる素材は、天然木やファブリックなど、あたたかみを感じるもので、
色は木材のブラウンやホワイトを基調に、ブルー・イエロー・モノトーン・淡い色合いをアクセントにするインテリアコーディネートが多くみられます。
愛着のあるものに囲まれた丁寧な暮らしや、実用的で飽きにくいものを選び、長く使うことを大切にしているため、柄はシンプルなものが多いですが、北欧の豊かな自然を彷彿させるボタニカル柄やアニマル柄、ジオメトリック柄(幾何学模様)、ボーダー柄など、機械的ではなく自然を感じる柄、あたたかみを感じるやさしいデザインが主流です。
北欧インテリア雑貨
インテリア雑貨のブランドとしては
marimekko(マリメッコ)
LISA LARSON(リサ・ラーソン)
iittala(イッタラ)
などが、日本でも根強い人気があります。
marimekko(マリメッコ)
「marimekko(マリメッコ)」と言えば、この花柄!
一度は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
目にするだけで明るく前向きな気分にしてくれる、ブランドの象徴的存在です。
フィンランド発祥のmarimekko(マリメッコ)が手掛けるプリントは、ファッションからライフスタイルまで幅広く愛されています。
LISA LARSON(リサ・ラーソン)
「LISA LARSON(リサ・ラーソン)」は、スウェーデン生まれで北欧を代表する陶芸作家リサ・ラーソンが手掛けるインテリア雑貨・陶芸作品のブランドです。
代表作のライオン「レナルト」や、幅広い層に人気の猫「マイキー」をはじめとする、やさしさと愛嬌溢れるかわいいキャラクターとその作品は、日本でも子どもから大人まで多くの人に親しまれています。
iittala(イッタラ)
北欧デザインの美しさと機能性のパイオニアとして、人々の暮らしをより豊かにすることを企業理念として掲げている、フィンランド発祥のガラス・食器・インテリア雑貨ブランド「iittala(イッタラ)」。
世代を超えて受け継ぐことのできる流行に左右されないタイムレスなデザインは、根強い人気を誇っています。
iittala(イッタラ)のショップ情報は、この記事の最後に掲載しています!
北欧インテリアショップ・ショールーム 3選〈表参道・外苑前〉
続いてはいよいよ、流行の最先端を行く東京の中でも、特に洗練されたインテリアが集まる表参道・外苑前エリアで人気の北欧インテリアショップ・ショールームをご紹介します!
1 BoConcept(ボーコンセプト)
[家具・照明・ラグ・インテリアアクセサリー]
1952年デンマーク・ヘアニングで創立。
世界60か国以上で300以上の店舗を展開し、デンマークおよび世界の著名なデザイナーとコラボレーションも行っている人気ブランドです。
ソファやテーブルなどの家具から、ラグやランプ、クッションなどのアクセサリーまで、インテリア全般のアイテムが取り揃えられ、洗練された北欧インテリアが楽しめます。
タイムレスでありながらもトレンドを反映した「モダン&コンテンポラリー」なデザイン・家具が魅力のBoConcept(ボーコンセプト)は、インスピレーションを得ること・提供することを大切にしているため、ショールームはもちろん、ホームページの情報も充実していて、見ているだけでわくわくするインテリアが満載です。
家具だけにフォーカスするのではなく、住まい・空間全体を考慮した快適な暮らし・ライフスタイルに合ったインテリアを実現するための提案もBoConcept(ボーコンセプト)の魅力です。
経験豊かなインテリアスタイリストから、インテリアデザインサービスを受けることができます。
ショップ情報「BoConcept 青山本店」
所在地:東京都港区南青山2-31-8
アクセス:地下鉄銀座線「外苑前駅」出口1aより徒歩4分
出口1bを利用の場合は、梅窓院の竹林を道なりに徒歩約4分
駐車場:無し
営業時間:[月~金]11:00-18:00 [土日祝]11:00-20:00
詳細:BoConcept 青山本店
https://www.boconcept.com/ja-jp/stores/find-your-local-store/japan/tokyo/aoyama
HP:https://www.boconcept.com/ja-jp/
:https://www.instagram.com/boconcept_jp/?hl=ja
:https://ja-jp.facebook.com/BoConceptJapan/
2 artek(アルテック)
[家具・照明・テキスタイル・インテリアアクセサリー・ステーショナリー]
1935年フィンランド・ヘルシンキで創立。
北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランドです。
建築界の巨匠アルヴァ・アアルトとその妻アイノ・アアルト、そして現代美術ギャラリーの開設を計画していたマイレ・グリクセンと美術史家のニルス=グスタフ・ハールの4人により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、artek(アルテック)は共同設立されました。
artek(アルテック)という社名は
1920年代に沸き起こった国際的なモダニズム運動のキーワードである「アート(芸術)」と「テクノロジー(技術)」を掛け合わせた造語で
「テクノロジーはアートを取り入れることで洗練されたものとなり、アートはテクノロジーの力で機能的で実用的なものになる」
という想いを社名に込めたと言われています。
家具の構造や材質・グラフィックに至るまで、アイノ・アアルトによって管轄されたartek(アルテック)にまつわるすべてのデザインは、今もなお、ブランドの価値観として統一され、美しさが受け継がれています。
日本初の直営店Artek Tokyo Storeでは、フィンランドデザインの巨匠やグローバルに活躍する建築家・デザイナーによる家具・照明・テキスタイル・インテリアアクセサリー、最新作まで、artek(アルテック)のコレクションを楽しむことができます。
ミニチュアの家具コレクション
「アルテックガチャ〈アルヴァ・アアルト〉シリーズ」は、完売するほど大人気!
再入荷情報は要チェックです!
ショップ情報「Artek Tokyo Store」
所在地:東京都渋谷区神宮前5 –9 –20 1F・B1F
アクセス:「表参道駅」A1出口より徒歩5分
駐車場:無し
営業時間:11:00-19:00
定休日:火曜日
詳細:Artek Tokyo Store
https://www.artek.fi/jp/where-to-buy/artek-tokyo
HP:https://www.artek.fi/jp/
:https://www.instagram.com/artekjapan/
:https://twitter.com/ArtekJapan?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
:https://ja-jp.facebook.com/ArtekJapan/
3 Iittala(イッタラ)
[食器・キッチン&インテリアアクセサリー]
1881年フィンランド南部・イッタラ村でガラス工場を建設。
20世紀初頭、装飾本位だったディナーセットを機能的かつ美しく、革新的な「スカンジナビアン・デザイン」作品へと変化させた企業の1つです。
「美しさと機能性のパイオニア」Iittala(イッタラ)が手掛けるアイテムは、人々の日常を明るく照らし、豊かにするもの・独特な個性を放ちながらも生活の中にとけこみ、使いやすいもの、そして、持つ人の個性をあらわしながらも、決して飽きのこないデザインが特徴であり、魅力です。
Iittala(イッタラ)は
前述のartek(アルテック)のアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトと結びつきが強く、「フィンランドデザインの良心」として知られるデザイン界の巨匠カイ・フランクらとともに、フィンランドのデザインを切り開いていきました。
パイオニア達によって確立されたイッタラ・ブランドは
「デザインはすなわち思想であり、かつ誰にでも手に入るようなものにすべき」
だという信念、そして本物のクラフトマンシップによって、国と時代を超え愛され続けています。
「イッタラ新時代」の幕開け
2023年、Janni Vepsäläinen(ヤンニ・ヴェプサライネン)氏がイッタラのクリエイティブ・ディレクターに就任。
一流のファッションブランドで培った経験および革新的な芸術精神と、イッタラの伝統的なものづくりが掛け合わさる新しいクリエイティブの世界「イッタラ新時代」に注目が集まっています。
2024年2月には、ロゴも革新的な精神を反映したデザインにリニューアルされ、「Aino(アイノ)」と名付けられた新しい書体も誕生しています。
今後はショップコンセプトの刷新および、イッタラを象徴してきた「(i)ロゴのシール」も廃止予定とのことで、地球環境にも配慮された「新しいイッタラ」の商品展開に期待が膨らみます。
ショップ情報「イッタラ 表参道ストア」
イッタラ表参道ストアの内装デザインを手掛けたのはなんと、日本が誇る世界的建築家 隈研吾氏。北欧インテリア好きな人も、建築好きな人も、一度は訪れておきたいショップのひとつと言えるでしょう。
※2023年8月31日をもってカフェは閉店し、現在はストアのみ
所在地:東京都渋谷区神宮前5-46-7 GEMS青山クロス1階
アクセス:東京メトロ「表参道駅」B2出口から徒歩4分
駐車場:無し
営業時間:11:00-20:00
詳細:イッタラ表参道 ストア
https://www.iittala.jp/shoplist/
HP:https://www.iittala.jp/
: https://www.instagram.com/iittala_japan/?hl=ja
:https://twitter.com/shop_iittala?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
:https://www.facebook.com/IittalaJapan/
まとめ
北欧スタイルの成り立ちや、国・時代を超えて愛されるデザインから「北欧インテリア人気の秘密」をご紹介しました。
美しさと機能性を兼ね備え、クラフトマンシップを感じる北欧家具・雑貨は、知れば知るほど魅力が増していきます。
流行の最先端を行く東京の中でも、表参道・外苑前エリアはインテリア巡りに最適です!
この記事でおすすめした「北欧インテリアショップ・ショールーム」も訪れて、ぜひコーディネートの参考にしてください。
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