「土地はどうやって探せばいいの?」
「失敗しないために気をつけることは?」
土地探しを検討している方の中には、このように考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事では土地を探す際のコツと注意点について紹介しています。
これから土地を探す人にとって有益な情報を記載していますので、最後までご覧ください。
土地を探すときの4つのコツ
土地を探すときのコツは以下の4つです。
- 希望条件をまとめておく
- 予算を決めておく
- 気になる土地が見つかったら現地に足を運ぶ
- 古家付きの土地も視野に入れる
順番に紹介します。
希望条件をまとめておく
土地探しをする際には家族全員の希望条件をまとめておくことが大切です。
希望条件の一例は以下の通りです。
- 立地
- 敷地面積
- 間取り
- 周辺環境
家族全員の希望条件をすべて満たす土地はなかなか見つからないため、希望条件の中でも絶対に譲れない条件など、優先順位をつけておくと良いでしょう。
優先順位をつけて土地探しをすることで、70~80点くらいの土地が出てきたときの機会損失を防ぎ、理想の家づくりを実現することができます。
予算を決めておく
土地探しをする際には予算を決めておくことが大切です。
土地の購入費用と住宅の建築費、諸費用などを含めた合計金額の予算と、土地と建物それぞれの予算を決めておくと良いでしょう。
予算を決めておかないと、今後のライフプランにも影響を与え、生活費を圧迫してしまう可能性もあります。
月々どれだけの住宅ローンの支払いができるのかなどを考慮したうえで、トータルの予算、土地と建物それぞれの予算を決定しましょう。
先述した希望条件と予算で絞ることで、無数にある土地の中からある程度絞ることができます。
気になる⼟地が見つかったら現地に足を運ぶ
希望条件や予算を満たした土地が見つかったら、必ず現地に足を運びましょう。
現地を細かく確認したい場合は、その土地の情報を公開している不動産会社に問い合わせをする必要がありますが、外観や周辺環境を見るだけであれば予約などをする必要もありません。
現地に足を運んだら、以下のような点に注意しながら土地を確認しましょう。
- 日当たりの良さ
- 風通しの良さ
- 道路の幅
- 残置物の有無
- 隣地との境界の状況など
不動産会社から周辺環境や現地の状況を教えてもらうことはできますが、実際に自分の目で見て確認すると家づくりのイメージも湧きやすいでしょう。
古家付きの土地も視野に入れる
希望条件や予算を満たした「更地」のみでは数が少ないこともあるため、古家付きの土地も視野に入れて土地を探しましょう。
古家が建っていても、解体をして更地にすれば自由に家を建てることができます。
解体費用を買主が負担することで土地の価格を下げてもらえるため、トータルで安く抑えられるケースもあります。
古家付きの土地も視野に入れることで選択肢の幅を広げられるので、希望条件や予算に合致した土地を見つけられる可能性が高くなります。
土地を探すとき6つの注意点
土地を探すときの注意点は以下の6つです。
- 周辺環境を確認する
- 災害リスクを確認する
- 建ぺい率と容積率を確認する
- 高低差がないか確認する
- 隣地との境界線を確認する
- ライフラインについて確認する
順番に紹介します。
周辺環境を確認する
土地探しをする際には周辺環境を確認しましょう。
具体的には以下のような施設があるか確認しておくと良いでしょう。
- コンビニ
- スーパー
- 薬局
- 病院
- 保育園
- 学校
日常で頻繁に利用する施設はもちろん、子育て世帯であれば保育園や学校までの通学路の治安を確認するのも大切です。
一度家を建てたら多くの人が長期間居住するので、子どもや自分の両親と同居することなども視野に入れて周辺環境を確認しましょう。
災害リスクを確認する
国土交通省のハザードマップポータルサイトで土地周辺の災害リスクについて確認できます。
不動産会社からもその土地の災害リスクについては説明を受けられます。
地震や津波などの災害のリスクを把握し、万が一のときの備えをしておきましょう。
また、すべての災害リスクを0にした土地は存在しないため、できる限り災害リスクの低い土地を選ぶのが良いでしょう。
建ぺい率と容積率を確認する
建ぺい率と容積率は、建築基準法によって定められている建物を建てる際に建物の大きさを制限するルールのことです。
希望条件や予算が合致している土地を見つけられたとしても、このルールによって理想の家を建てられない可能性もあります。
建ぺい率や容積率などは各行政で確認することができるので、土地の購入を決定する前にあらかじめ確認しておきましょう。
⾼低差がないか確認する
高低差のある土地で家を建てるためには、多くの場合造成工事をする必要があり、その分工事費用がかかります。
造成工事の内容によって費用は異なりますが、敷地の大きさや造成費用の内容によっては数百万円から一千万円を超えるケースもあります。
土地と建物の予算を決めていても、造成費用で予算オーバーする可能性もあるでしょう。
その反面、高低差を活かしたデザイン性のある家づくりが実現できるため、必ずしも高低差のある土地が悪いということにはなりません。
隣地との境界線を確認する
隣地との境界線がはっきりしているか確認しておかないと、土地を購入した後に隣地の所有者と揉める要因となります。
土地の境界線は境界杭や確定測量図などで確認できるため、土地を購入する前にあらかじめ確認しておくことが大切です。
また、境界線が明確になっている場合でも、隣地の植物やブロック塀が越境しているケースもあります。
新居に住み始めてから隣地の所有者とトラブルにならないように、売主の隣地の人の間で解決しておいてもらうのがおすすめです。
ライフラインについて確認する
土地探しをする際は、水道やガスなどのライフラインについても確認しておきましょう。
ライフラインが整っていない地域や土地で家を建てる際に、水道管やガス管の引き込みの工事費用が発生します。
先述した造成費用と同様に、本来予定していなかった費用発生となるため、事前にライフラインが整備されているか確認しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、土地探しをする際のコツと注意点について紹介しました。
土地探しで失敗しないためには、希望条件や予算をまとめた上で、さまざまなことに注意しながら探す必要があります。
そうすることで、家族全員が納得のいく夢のマイホームを建てることができます。
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